シェットランドレース

本に載っていた、シェットランドの1プライレース糸で編んだショールは、ひと刷けのすじ雲のように軽やかで豪華でした。
こんなに細い毛糸で、こんなにも軽やかな編みものができるのに驚き、毛糸を触りたい一心で、毛糸を注文しました。
ジェミーソン&スミスの1プライレース糸は、いかにも「羊からもらった毛糸をつむいだ」という感じで、消え入りそうに細くなりながらもずっとつながっています。
ショールよりもポンチョにしてみたいと思って、模様や編み目の数を計算しました。
10cmくらい編んだところで、「これが大きなポンチョに出来上がったら、ボタンやバックルやファスナーに引っかかって、街中を着て歩くのは無理」とおもい、断念しました。
細い毛糸は、掛けたつもりなのに、するっと落ちていたり、思いもかけないところの糸が針先に引っ掛かったりします。目数が合わなくて間違い探しをしても、どこで間違えたのか、なかなか見極められません。
先に2プライレース糸で編んだ、ショール風ベストと同じ模様で編んだのですが、針先に神経を集中させて編んでいると、すぐに疲れて模様が混乱してしまいました。
少しずつ編んでは休んで、なんとかスヌードにしました。

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