ジジは外を眺めるのが好きです。
風に揺れる葉っぱや、暗くなってからも動く光や影を飽きずに眺めています。
草の間には、バッタ、カマキリ、カナヘビにカエル、アリだって見逃しません。
もちろん、電線でさえずるコトリたちや、庭にやってくるトンボ、ハチ、チョウチョには狩猟本能も刺激されて夢中になります。
ご近所猫の訪問には、一番落ちつかなくなって、家中走り回ったり、相手によってはしっぽを立てて威嚇したり、また、ときには猫語でおしゃべりしていることもあります。
外の世界とジジの間にある網戸には、大きな穴が空いてしまいました。
網戸を修復したボスは、「ジジのせいじゃないよ。古くなって傷んでいたんだ。」
カーテンにも大きな穴が開いてしまって、リニューアルしなくてはならなくなりました。
決定的な一撃を加えたのは、ジジだと思うんだけどなぁ。