カウチンセーターの定番の図柄、サンダーバードをtwodashが方眼紙に描いたものを編みこみました。
カナディアンカウチンの糸は羊毛の脂をたっぷり含み 編むごとに竹の編み針がキシキシします。セーターが編みあがったときには、針にはあめ色の艶が出ていました。この羊毛の脂を含む糸だからこそ カウチンセーターは汚れもつきにくく、水洗いはなるべく避けて 毛皮と同じように手入れするのだそうです。
太くてよりの甘い糸を固く編むと 厚地のフェルト地のようになり、カナディアンロッキーの厳しい寒さの中から生まれた手編みだと実感できます。 このずっしりと重い糸を二本からませながら 前後の身頃を続けて編んだので、編み進むほどに針にかかる重さが増しました。編み進んで編んだ物の重さを膝で支えられるようになって ほっとしました。体力を消耗した力作です。
いつかアールにもお揃いのカウチンセーターを着せたいと夢見ています。