編み込み模様や模様編みをするときに手放せないのが編図です。
本の写真を見るなどして編み方を選んでから、編図にそってためし編みをしたりゲージをとるなどして準備をします。全体の編図がきちんとできると、編む手順のイメージも固まっていきます。
でも、記号で表しているのに、編図は世界共通ではないのですって。
アメリカでは、編図は普及していなくて、編み方を言葉でつづって説明していると聞いて「それでよく完成させられる!」と驚きました。
編み物の本には、部分を拡大するなど、とても丁寧に編み図を載せ説明しているののも多いですね。
でも、間違っているものも結構あるんですよ。
先日も、娘が電話をかけてきました。うれしいことに、編み物については私を信頼してくれているのです。
電話での編み物相談は難しいので、同じ本を持っています。
丁寧な編図だったのですが、ぐるぐる回って編む縁編なのに、毎段引き返すような矢印が書き込まれていたのです。