冷え込みの厳しい朝でした。 お正月の のんびりムードに染まったのか、寒い戸外に出たくなかったのか、アールは朝の散歩を怠けました。
昼過ぎに、公園に行きました。 坂道を登るアールの足取りも しっかりしてきました。 梅林の日だまりには 紅と白の梅の花が開いていました。 寒風の中、めぐってくる春の便りは「一輪ほどのあたたかさ」を灯していました。
健康を支えられ、穏やかな一年になりますように。 今年も どうぞよろしくお願いいたします。
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手編みとグレート・ピレニーズと黒猫と
冷え込みの厳しい朝でした。 お正月の のんびりムードに染まったのか、寒い戸外に出たくなかったのか、アールは朝の散歩を怠けました。
昼過ぎに、公園に行きました。 坂道を登るアールの足取りも しっかりしてきました。 梅林の日だまりには 紅と白の梅の花が開いていました。 寒風の中、めぐってくる春の便りは「一輪ほどのあたたかさ」を灯していました。
健康を支えられ、穏やかな一年になりますように。 今年も どうぞよろしくお願いいたします。
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懸案だった *MOKO*ショップのリニューアルが完了しました。 「ログイン」とか「ユーザー登録」とかなじみにくい言葉は なるべく使わないで、街で買い物する感覚に近づけてほしかったのです。
新しく 編み込み模様のショートケープ、「ケープ デ オシャレ」シリーズの販売を始めました。 カウチンセーターのサイズも充実させました。 どうぞよろしく。

元気なく寝てばかりいるのが心配で 動物病院に連れて行ったら、 肝臓がとても悪いと言われたのは ちょうど二年前でした。 年が越せるかと危ぶまれながら 病院に通い続けました。 餌は食べるのに どんどん痩せていきました。 「癌かもしれない」と炭水化物を控え、ωー3脂肪酸の豊富な餌を与え続けました。 夏までに一時回復したものの、秋になると 食欲が落ちて皮膚病が酷くなり 肝臓の検査値も上がりました。 病院に通い 薬を飲ませ続けても、一向によくなりませんでした。
CT検査を受けたのは、7月でした。 肝臓はもとより、CTで見るかぎり「内臓はきれい」と言われました。 でも アールは元気がなく、食欲も出ません。 内分泌系の検査で 甲状腺ホルモンが足りないことが分かり、ニキビダニが見つかりました。 ニキビダニ退治を始めようとした頃から 食欲不振が深刻になり、真皮炎が背中から全身に広がりました。 そのうえ 耳には炎症 眼はホルネル症候群とかで見えにくそうになりました。 でも 「心臓はしっかりしていて 内臓はきれい」と獣医さんに言われ、「生きる力はある」と信じることができました。アールは「五臓」はきれいでも、「腑」が悪かったようです。 慢性の胃腸炎、それも 特に腸が悪く、薬に敏感なことが分かりました。
真皮炎のあと、すっかり毛が抜けて 丸裸になってしまいましたが、無事に毛も伸びてきて、今 カラーの毛は私の指が埋まるほどの長さです。 朝夕 薬を飲み続けていますが、餌もよく食べて、体重も 2㎏増えました。 痛いところも苦しいこともなくなって、アールは 表情も姿勢も和やかに伸びやかになりました。 最高のクリスマスプレゼントです。

アールは 午後の暖かい時間に 一番活動しやすいようです。 柔らかい冬の日差しの中、セーターを脱いで散歩することが多くなりました。 伸びたばかりの毛は 子犬のようにやわらかく、 白くて大きいアールは犬種不明の不思議な犬に見えるかもしれません。
カウチンセーターは 散歩中によく目立ちました。 児童館の前を通るとき 子どもたちにセーターの説明をしたら、次に通ったとき 憶えていた女の子が、「このセーター 小母さんが編んだんだよ」と友達に話してくれました。 ゆっくり足を進めるアールに 「愛されているのね」と 不意に声をかけられ、 面映い思いをしたこともあります。


丸ヨークのセーターには、いかにも手編みらしい優しさがありまです。 小さい女の子のように 可愛くなれそうな優しさです。 編むのは好きなのですが、今さら着にくく思っていました。
そんな丸ヨークを 今流行のショートケープに取り入れて、 短いジャンパースカートと合わせました。 肩がとても温かいです。 レギンスに重ねるので 腰周りもぬくぬく。 立ち仕事にも手仕事にも 動きやすく実用的でした。
今、犬にも おそろいのファッションで編んでいます。
ワンちゃんには 可愛い赤、飼い主さんには スマートな紺色、そんなペアルックでお散歩してくださったらいいな、と思っています。 ぼつぼつと編んでいきますね。
アールは 着実に快復してきています。
弱って苦しそうな日々が続いていました。 あるときから 薬の効果なのか、 薄紙をはがすように快復し始めました。 食べなくては衰えてしまうので 餌を口に押し込んでいたのに、今は「もっとほしい」とねだりにきます。 減り続けていた体重も回復しはじめました。
首をもたげて歩くようになったので、 ひとまわり大きくなったように感じます。 散歩中に会う方たちも、「元気になったね。」と声をかけてくださいます。 アールの健康が、私には 最高のクリスマスプレゼントです。

朝夕の散歩には、カウチンセーターを着せています。 アールのカウチンセーターの重さは約1.2㎏あり、ずっしりと頼りがいがあります。
アールに 毎日セーターを着せるようになって、犬に毛糸編みのセーターを着せる経験を重ねました。 伸び始めたばかりの 短いアールのくせ毛でも、柔らかいセーターは、体の動きにつれて 毛並みに沿って少しずつずれます。 直毛のワンちゃんは、山スキーのシールのように セーターがすべるのかもしれません。 セーターの下に一枚 Tシャツを着せると、着崩れしなくなります。
でも カウチンセーターは、アールにじかに着せても 毛並みに流されることはありません。
「秋の夕日に・・・・・・」の歌 そのまま、色づいた木の葉が 光っていました。
アールの毛は 今3㎝くらいまで伸びてきました。 これではグレートピレニーズには見えなくて、散歩中にも犬種をたずねられます。
毛が短いだけでなく 9㎏位体重も減ってしまったので、セーターがぶかぶかです。 長い毛で被われていたときには 体型がよく分からなくて、体にあったセーターを作るのに苦労しましたが、今ならアールにぴったりのセーターを作れそうです。 でも だんだん毛も伸びているので、セーターは要らなくなるに違いありません。


朝夕 めっきり寒くなりました。 アールは、セーターを着て 毛布をかぶって寝ています。 毛布をかけ忘れると催促するのですから、 温かく包まれて寝ていたいのでしょう。
困るのは、 夜中に寝返りを打つと 毛布が脱げてしまうことです。 コタツにもぐりこむワンちゃんの話を聞くので、コタツを出したのですが、 アールがもぐりこむには コタツは小さすぎるようです。
明け方、コタツ掛けの上に丸まっているアールに毛布を掛けて温めてやると、 精一杯の感謝。 擦り寄ってくるアールの伸び始めた柔らかい毛は 格別の心地よさです。
伸びだした毛が くるっとカールしてきました。 毎日ざっくり毛が抜けていた日のことを忘れそうです。
あんなにフサフサだった アールの毛が全部抜けて フケも落ちたのですから、 カーペットはとても汚いに違いありません。 シラミやダニの温床かも。 そう思ったらいても立ってもいられなくなって、カーペットを取り替えました。
短い毛のアールは まだまだ寒そうで、セーターは手放せません。 でも、痛みが薄れているのか、遊ぼうとしたり じゃれたりするようになりました。
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