4匹の子猫

散歩の帰りに子猫を見つけました。
廃屋に住んでいるようですが、逃げ出さないように囲ってあるので、飼われているのでしょう。
目が開いて間もない子猫のように見えます。

チャトラが一番活発ないたずらっ子のようです。
ひとりで叢に入ってニャーニャー鳴いています。


ニャーニャーと真似をしてみました。
おそれる風もなく、こちらを見ていました。

秋の散歩

キンモクセイの香りは秋を感じる冷気に似合うのに、歩き始めると汗ばむほどでした。
季節に惑わされそうですが、彼岸花は萎れたものばかり目立っていました。

用水路の脇に茂っているススキに目をやると、真っ赤な花が目に入りました。近づいて確かめたくなる鮮やかな赤色でした。

クヌギの木の大きなドングリを拾ったのは、2週間前でしたが、カシの木なのか、まだ青いドングリがいっぱい生っていました。

コスモスに混ざってヒマワリがたくさん咲いているのを見て、ヒマワリとコスモスは別々に咲いていてほしいと願うのは、頭が固いのだろうかと自問してしまいました。

『はないくさ』という絵本を思い出しました。
はるにははなのはながさき、あきにはあきのはながさく。
・・・・・・・
あらそいやめよ、おみなえし。
・・・・・・・
長いひげのおじいさんが杖を振っている挿絵が記憶に残っています。

Mr.Rのジャケット

『毛糸だま』秋号に掲載されているカナディアンヤーンのジャケットを娘が編んでみたいといってきました。
ラグラン袖のようなのに、丸ヨークのようにに編んでいく編み方が面白そうでした。
娘と一緒に編むの楽しいと思い、編みぐるみ人形Mr.Rのジャケットを編むことにしました。
中細毛糸で、カナディアンヤーンと同じ目数で編むと、Mr.Rにちょうどいいサイズ(ちょっと大きいかな)になりました。

実りの季節

「暑さ寒さも彼岸まで」とは言っても今年は信じられない、と思っていたのですが、雨上がりの空気も冷たく感じられ散歩の足を伸ばしてみました。
カタツムリは、ナメクジの親戚と思うと「でんでんむし虫カタツムリ・・・」と歌う気分にはなれないのですが、葉陰の白い渦巻きがきれいでした。

かなり大きくなっているオレンジパンプキン、子どもたちが小さかった頃、ジャック・オー・ランタンを作った残りをパンプキンパイにしたのを思い出します。

ノブドウの実は、このままアクセサリーにしたいような素敵な色合いです。

英語でインクベリーとも呼ばれるというヨウシュヤマゴボウ(アメリカヤマゴボウ)は全体に毒があるそうですが、鳥たちは食べているようです。この実を食べたムクドリの群が家の前の電線に止まると、空から青インクが降ることになってしまいます。

フェアアイルニットのケープのセット

毛糸は、まだ暑苦しいと感じてしまいますが、フェアアイルニットのケープと、レッグウォーマー、アームウォーマーのセットを編みました。
夏の間、すこし休んでいたので、久しぶりに毛糸を手にとるとほっとします。編み物の中でも、フェアアイルの編み込みが一番楽しくて好きです。
『風工房のフェアアイルニット』に載っているカーディガンの図柄を参考にしたケープです。
肩のラインに合わるために、トゥリーの図案を使いました。前立ての部分で模様が崩れないように、目数や模様の配置を工夫しました。
模様が大きいので、レッグウォーマーやアームウォーマーのサイズに合わせた模様の数や配置に苦心しました。
フェアアイルニットに慣れてきて、模様の単位に合わせて目数を調整できるようになってきましたが、模様や配色のデザインまで工夫して楽しむのは、まだ遠い先のことのように思います。

シギもカワセミも・・・

今朝は、東の空に雲がかかって日差しが和らいでいたのでので、久しぶりに畑の中を散歩しました。
刈田の稲の株から、もう緑の新芽が伸びていました。
田の畔にも道ばたにも、ニラの花が咲いていました。こんなにたくさんニラが生えていたのかと驚くほどです。
用水路の水は静かにすんでいて、菱やきれいな水草の傍を泳ぐ小魚がよく見えます。
シギを見つけたのですが、川上に飛んでいってしまいました。それを追うようにもう一羽、川下から飛んできたのですが、やはり写すことはできませんでした。
カワセミの鮮やかなブルーを捉えて、叢まで目で追っていたのですが、そこから飛び立つ姿は見ていないのに、見つけられませんでした。
ニホンカワウソの絶滅や知床のヒグマがやせ細っているというニュースにいいしれぬ怖れを覚えますが、今、ここにこの水場があるのを見て、ただほっとしました。

元気なロベリア

いつまでも暑いのに、日が暮れるとエアコンが効きすぎたり、寝苦しかったのに明け方には布団がほしくなったり、体調を整えるのに四苦八苦しています。
庭の植物も、「水だけは欠かさずに」と思うだけで、日差しの中で手入れをする気にはとてもなれません。
雑草も伸びていると思ったら、ロベリアが2本混ざっていました。
鉢で大切に育てても、なかなか冬を越せないのに、種が流れて敷石の間から芽を出していました。こんな隙間でどこまで育つのでしょうか。

この花は?

天気予報を見る気にもならないほど、暑い日が続いています。
朝の散歩は、この辺りで一番木が多い公園の木陰を選んで歩いています。十分で一周できるので、2周の日もあれば3周半する日もあります。同じところをただぐるぐる回るのでは面白くないので、周囲を眺めながら歩くことにしました。
坂を上る前に公園の柵を見上げると、ニセアカシアにそっくりの花が咲いていました。
でも、ニセアカシアが咲く時期ではないし、蔓が柵に撒きついています。ヤマフジの白い花の狂い咲きなのでしょうか。蔓の巻き方や葉の様子を詳しく観察する必要があるようですが、石垣の下からでは見定められません。

ひまわり

毎日、ジリジリと焼けるような暑さです。
窓越しに陽射しを見るだけで、室内に閉じこもってばかりいないで、すこし歩こうと思いました。
畑の中を歩くと木陰がないので、朝でも陽射しにしっかり曝される感じです。

でも、外を歩くと出会いがあります。
稲は穂をたれ、新米の時期が近いことに気づき、色づいたイチジクを見つけて、またイチジクのコンポートを作りたいと思います。

すくっと伸びた向日葵は、夏そのもの。
ひまわりは黄色い花の代表格と思っていたのですが、エンジ色のひまわりを見つけました。

ラリエット

シェットランドレースを編むのには苦労しましたが、ラリエット作りは対照的に楽しい作業です。
素材の糸も、羊の毛そのままのシェットランドウールとは正反対で、さまざまに工夫されたケミカルな糸の特性を生かしたり、素材選びから楽しめます。

パピー・イリオスで編んだ木の葉のラリエットは、ラメのきらめきが生かされたアクセサリーになっているだけでなく、細い針金が入っているのではないかと思うほど張りのある糸なので、編み終わってから指で整えた形がきれいに保持されます。黒い糸で編むとシンプルで使い勝手がよさそうです。ラメ入りの段染め糸でも編んでみました。

立体感のある花が可愛いラリエットは、ベルギー産のリネンのナチュラル感が素朴なハマナカ・フラックスCで編んでみました。衿元には汗のつく季節、ネットに入れればTシャツと一緒に洗えるのが気持ちいいです。ブルーは白いTシャツにさわやかに合いそうですし、何にでも合うグレーは意外に出番が多いかもしれません。


作るのが楽しいのが、ビーズを編みこむラリエットです。オリンパス・エミーグランテの多彩なカラーバリーションから糸を選べますし、4mm勾玉、6mm大玉と制約はありますが、ビーズを選ぶのも楽しい作業です。
ママとお揃いで、一緒のときにつけたいといっているみいちゃんは、ピンクにレインボーパールのビーズ、ママは白にメタルパールのビーズを選ぶのかしら、紺色や薄緑にも目移りしていたみたいでした。一番端の茶色は、この夏カーキ色のワンピースを愛用している娘に送ろうと思っています。