新シリーズ、冬の華

冬のセーターの定番、雪模様を編みこみました。

冬に向けて 袖を付けてみました。時計回りの一方通行になる輪編みで、左右対称の肩、袖を うまく作るのに苦心しました。(袖が邪魔になるワンちゃんには袖なしも作れますのでリクエストしてください。)

編みあがった 6色の「冬の華」を並べると 楽しくなります。木枯らしの季節も暖かく過ごしてください。

*MOKO*ショップ更新中

サイトの入り口が整いました。

いろいろな仕掛けができあがって うきうきしてきます。「解読不能の細かい記号の羅列」が こんな仕組みにつながることが、異次元の物語に思えてきます。

表玄関は、http://www.konopporo.jp です。

シリーズ紹介

ショップには、今 「色あそびシリーズ」とアラン編みのシリーズを出品しています。

「色あそびシリーズ」は3色の毛糸を遊び心で組み合わせた カラフルなセーターです。使いやすい色、組み合わせにくい色、組み合わせる色を選ぶのも 人それぞれの違いがあるのですね。背にボタンをひとつつけました。

アラン編みは、犬のセーターだけでなく、人の帽子やネックウォーマーも作ったので、同じ色同じ編み方ごとに名前を付けました。アラン編みは編みあがりの立体感が魅力ですが、一度目の洗濯で丈が縮み幅が伸る性質があります。胴回り寸法は多少の伸びを含めました。たっぷりしたタートルネックのセーターです。

冬に向けて、袖のあるセーターを作っています。「冬の華」と名づけたいと思っています。

ウェブ・ショップ

「借りるよりは自分で作るほうが好きなのかな」というショップ・オーナーが、今頑張っています。セーターは手を動かしさえすれば、一枚ずつでき上がり、できあがったセーターを見て 次のアイディアが膨らんでいきます。でも、プログラムはまったく違うのですね。私には まるで解読不能の細かい記号の羅列を操作していました。時々してくれる説明に一生懸命耳を傾けるのですが 謎に包まれていて、話を聞くほどに「不思議の国のアリス」気分になってしまいます。

ショップに載せたいセーター、今、30枚くらいあります。編み物が好きな私は「毛糸フェチ」なのかもしれません。編めば編むほどいろいろな毛糸がほしくなってしまいます。

ペア・ルック

秋の新色の毛糸が出るのを待っていたのは、ワンちゃんのセーターとおそろいの小物を作って、ペア・ルックを楽しめえるようにしたいと思ったからです。

*MOKO*の一押しアイテムは、バルキィーなアラン編みのネックウォーマーです。ニットの帽子も外歩きファッションを演出できます。毛糸と編み方が同じものに 「すすき」とか「森かげ」のようにシリーズ名を付けて ペア・ルックを選びやすいようにしたいと思っています。

セーターのサイズ表示

サイズが合っていてこそ 着やすいのですから、ちょうどいいサイズを選んでいただけることが大切だと考えます。 でも、毛糸のセーターは ちょっと引っ張れば伸びるので、同じセーターでも測り方で寸法が変わってしまいます。S,XSとワンちゃんの大きさにそったアバウトな表示にします。胴回りをあわせると 首回りがきついワンちゃん、首回りがゆるくて服が脱げてしまうワンちゃん、体型によって 首回りと胴回りのバランスはさまざまなので、首回り、胴回りのサイズの組み合わせを いろいろ作りたいと思います。たとえば首はXSで胴はSのセーターも作ろうと思っています。

サイズや色の注文にそったオーダーメイドもできるようにしたいと考えています。

毛糸選び

編み物の仕上がりは 毛糸に大きく左右されます。色も風合いも毛糸で決まるのですから。

アクリル毛糸は軽くて色鮮やかですが、100%ウールにこだわりました。色もシックにオシャレを目指しました。でも、毛糸を求め始めたのは夏で、サマーヤーンはあるものの毛糸は品薄でした。秋冬の毛糸が出るのを待っていました。毛糸屋さんに行っては、がっかりしていましたが、ようやく この秋の流行色も取り入れて、今 楽しく編んでいます。

一番よく使う毛糸の洗濯テストもしてみました。オシャレ着洗剤を使って洗濯機のソフト洗いを5回繰り返してみました。少し硬くなっているのは、気に入って ひとシーズン何度も洗って着たウールのセーターと同じ感触です。

犬のセ−ターを編む

はじまりは、ちょっと寒がりなチワワに手編みセーターがほしいという、高校来の友だちからの電話でした。うちの子・アールは グレート・ピレニーズ、チワワのサイズは見当もつきません。見本のセーターを借りて作ったものの、大き過ぎました。

着やすいセーターが作りたくて、首周り 胴回り 足の太さ 前足の間隔など、細かく採寸してもらいました。採寸どおりに作っても着心地のいいものにはなりませんでした。試しに アールのセーターも編んでみました。肩の骨組みや前足のつき方を確かめて、これならば……と思ったのに、窮屈なところがまだありました。毛が深く、カラーはライオンの鬣のように厚いアールでは、首から肩のラインが見えなかったのです。

やっと 形もできました。ひと針ひと針、手間をかけるのですから、毛糸も吟味しておしゃれなセーターにしたいと思っています。