朝から、ヒヨドリが声が賑やかです。
縄張り争い?婚活?それとも餌の情報?
そういえば、ムラサキシキブの実も誰の仕業か、さんざん食べ散らかされてしまいました。
街路樹のコブシにはカラスが集まって、大きな身体でユッサユッサと枝を揺すりながらコブシの実をついばんでいました。
金木犀の季節
雨上がりに金木犀が香っています。
金木犀の季節は、空気をもっと冷たく感じていたように思います。
孫の秋休みに合わせて来ていた娘一家が帰っていきました。
団地住まいの転勤族、去年引っ越したところは、ゴミだしのときに顔を合わせても挨拶もしなく、隣近所で言葉を交わすこともないとのこと。今どきありがちなことなのでしょうが、都心までの通勤は厳しく、地方での生活と違って家族で過ごす時間も激減したようです。
娘なりに、自分の生活時間の工夫はしてみても、日常の些細のことで感情が乱れてしまう毎日に落ち込んでしまっていたようです。
そんな中、年休を取って嫁さんの実家に同伴してきた婿殿は天晴れだと思うのです。
三人を送り帰して、ほっとするとともに、ダンナ君の優しさにちょっぴり妬けて、いつもより一杯多い晩酌にほろ酔いの夜でした。
メドハギ
公園の通路脇に生えているのは、春から気づいていました。3つの小葉に分かれた小さな葉がツンと伸びたかたい茎にびっしりと付いています。高さは70cm位で他の雑草とは少し違う感じはするものの、やっぱり雑草なのかもしれない、と思っていました。
葉の付け根にクリーム色の小さな花が咲いているのを見つけました。本を見てメドハギと知りました。花の大きさは6~7mmほどです。
「『めど』とは占いのことで、むかしメドハギの茎を占いに使っていたことから付けられた名前。」と解説されています。「めど」とは、「目処が立つ」とかいう「目処」のことかと思って広辞苑で調べたら、まったく違うことが分かりました。
今は竹で作られている筮竹(ぜいちく)という占いの道具は、むかしは筮(めどき)といわれ、メドハギの茎が使われていたと書かれていました。
オミナエシ
ツルボ
コスモス畑
彼岸花
畑の畔に咲く彼岸花の真っ赤な花は、はっと目を引くとともに、季節の変化を実感させてくれます。花の形は曼珠沙華の方が似合うように思いますが、たしかに、彼岸に咲く花なのですね。
今年は、お彼岸になっても彼岸花が咲かない、とニュースになっていました。
葉は見当たらないのに、いきなり茎が伸びて、あっという間に蕾から花になるので強烈な印象を受けます。
お彼岸から十日過ぎましたが、今朝、見つけました。
畑の畔に咲いている方が彼岸花らしいのですが、遠くて写真になりません。足元の金網の蓋は丈夫そうなのですが、覗いてみると水深はかなり深そう、「写真を撮ろうとして、ため池で溺れる」なんてしゃれにならないので、道ばたの彼岸花の写真で我慢しました。