メドハギ

公園の通路脇に生えているのは、春から気づいていました。3つの小葉に分かれた小さな葉がツンと伸びたかたい茎にびっしりと付いています。高さは70cm位で他の雑草とは少し違う感じはするものの、やっぱり雑草なのかもしれない、と思っていました。
葉の付け根にクリーム色の小さな花が咲いているのを見つけました。本を見てメドハギと知りました。花の大きさは6~7mmほどです。
「『めど』とは占いのことで、むかしメドハギの茎を占いに使っていたことから付けられた名前。」と解説されています。「めど」とは、「目処が立つ」とかいう「目処」のことかと思って広辞苑で調べたら、まったく違うことが分かりました。
今は竹で作られている筮竹(ぜいちく)という占いの道具は、むかしは筮(めどき)といわれ、メドハギの茎が使われていたと書かれていました。

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