先週ツユクサを見つけて、「もっとたくさん生えているところがあるだろう」と思って通り過ぎたら、その後は見つからないまま、家に帰り着いてしまいました。
「道ばたや草地などで普通に見られ、」と野草の本に書かれています。「どこにでもある」と思っているのに、道路も空き地も手入れが行き届いて、「普通の道ばたや草地」が少なくなっているのかもしれません。
なじみぶかい草なのに「花びらを指でもむと指が青くなりますが、この汁は昔、布を染める際の下書きに用いられました。」とは知りませんでした。さらに「虫が花粉を運びますが、自家受粉できる仕組みも持っています。」と説明されています。
花をよく見ると、たしかにちょっと変わった形をしています。分類も「ツユクサ科」と独自のグループです。