オナモミ

10月半ばともなると、お日様も朝寝坊になってきて、今朝はまだため池にはうっすら靄がかかっていました。
渡りの鳥たちが活動を始める時間だったのでしょうか、アマサギらしい群がため池の上に見えました。そこへ、がらがら声のカラスが、ねぐらから飛び立って喧しく追い立て始めました。カラスはしつこく鳴き騒ぎ続けます。アマサギの群は乱れながらも、どうにか落ちこぼれもなく飛び去りました。

用水路の脇には、オナモミがいっぱい。オナモミはアールの肉球の間に入り込みました。痛そう!取りにくくて時間がかかっても、じっと我慢してくれました。
オナモミの思い出は何といってもオスカーです。
コッカースパニエルのオスカーの毛は、ちょっと手入れを怠ると毛玉がいっぱいできてしまうような細くてやわらかい毛でした。それなのに、子犬の頃、ちょっと油断した隙に迷い犬を追って空き地を遊び回り全身オナモミだらけになりました。ううう~たいへんだった!そのとき遊んだのが、ご近所で飼われることになったモモちゃんです。モモちゃんは、目も耳も不自由になってしまいましたが、飼い主さんの手から餌をもらって、大切にされています。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です