アールの絵を描いてくれた友人が、行動展で受賞しました(おめでとう!)。
友人たちと大阪市立美術館に観にいってきました。
気持ちのいい秋の日の外出、和服を着ることにしました。
母が「自分が親にしてもらったようにはできないけれど・・・」と言いながら持たせてくれた着物です。選びなさいと言われた反物で縫ってくれた大島は、ほとんど手も通していません。着ないまま持っているより、形を変えて活用したいけれど、ほどく前に着ておこうとは、我ながら律儀なことです。・・・長い間そう思いながらも実現できなくて、それでも歳に合わせた小物やぞうりを揃えるように心がけていました。
久しぶりの和装なので前日から用意して、滞りなく気持ちよくいつもと違う一日を楽しんできました。
今朝、玄関のぞうりの鼻緒に何かくっついているので取ろうとしたら、ボロボロと粉がでてきてびっくりしました。
たった一日履いただけなのに、鼻緒の被覆が破れていたのです。何年か前から用意してあったのですが、昨日初めて履き下ろしたぞうりです。履かないまま古くなって劣化したのでしょうか。新しいぞうりを下ろすと、むかしは鼻緒が緩むまできつかったのに、すぐになじんで歩きやすいと思ったのですが、それは、長く履くことを考慮していないからだったのでしょうか。たしかに、和服を着ることは当分なさそうですが。