本を買う

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誕生日のお祝いに、本をプレゼントしようと思いました。
子どもの本に疎くなっているので、新聞の書評を読んで書名をメモしていきました。棚にびっしり並んでいる本に、私が選んできた本は見つかりませんでした。親切に手伝ってくださった店員さんも「朝のうちに、どなたかがお求めになったのかもしれません」とのこと。
探しているうちに、贈りたいと思う本をどの棚で探せばいいのか分かってきました。
いわゆる「子ども向けの本」とはちょっと雰囲気の違う『ファーブル昆虫記』をプレゼントに選びました。8巻全部そろえてプレゼントできたらいいのですが、私に持ち帰れる重さ(?)にとどめ、気に入ったら追加してもらうように言葉を添えました。
なんだか私も読みたくなる雰囲気の『ファーブル昆虫記』でした。
圧倒されそうなほどの量の本ですが、手にとって見ると、森の倒木とキノコの本とか、生存の危機にあるシロクマを丁寧に描いた本とか、地球の多様な生命をいつくしむ本がいっぱいでした。
ふっと、今まで買ってきた本には偏りがあったと思いました。
編み物の本は、価格を気にせず「欲しい」と思ったら迷わず購入していました。
探偵小説は、移動中の乗り物の中で手放せないものとして、抵抗なく買っていました。
「これからは、自分のための本を集め始めてたいな」と思います。

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