冬の普段着

軽くて肩がこらなくて温かいこと・・・最近の冬の普段着にはふんわり軽い毛糸でラグランスリーブのセーターを編んでいます。
何を編むつもりで買ったのかも忘れてしまったモヘアの混じり毛糸をみつけたので定番のセーターを編みました。毛糸が少なめだったので、袖は短めににしました。この方が編み物をするにも水仕事をするにも便利です。変りゴム編みは緩やかに伸びるところが気に入っています。
この毛糸が押入れの中で忘れ去られたまま眠っているあいだに、さまざまなことが過ぎ去っていったことを思いながら編みました。

トキワハゼ(常盤爆)

ムラサキサギゴケとよく似た花ですが、小さくて芝草のあいだにいつでも咲いています。
『春の野草』の本には、「常緑で花がほぼ一年中見られるのでトキワ、果実がはぜるのでハゼ」と書かれています。花がお米をはぜさせて作るお菓子に似ているところから「ハゼ」と呼ばれるという説もあるようです。
よく似た形の花ですが、鳥になぞられて「サギ(ムラサキサギゴケ)」とよばれたり、お菓子になぞられると「ハゼ」となる野草の名を面白いと思います。

イギリスから毛糸が届きました。

『毛糸だま』の冬号は、フェアアイル特集でした。
シェットランド・ヤーンを使った、本場のデザイナーさんの作品も載っていました。編んでみたいと思って本の出版社に注文したときには、すでに品切れだったので、取扱店に直接注文しました。
ほしい色の毛糸が製造中だったりして、連絡を取り始めてから一ヵ月半経って、やっと毛糸が届きました。
イギリスから送られたきたのに、簡素な包装です。
でも、注文どおりの品がちゃんと届きました。
編みかけのものを急いで仕上げなくては・・・早く編んでみたのです。

ムスカリ

花には、好き嫌いとは別に相性があるような気がします。
ムスカリは家になついてくれる花です。花の時期は短いのですが、手入れもしていないのによく増え、群生しています。花壇の縁取りに並べたものも、きれいにそろって空色に染めてくれています。
丈夫に育ってくれると安心して付き合えます。

ムラサキサギゴケ(紫鷺苔)

しばらく留守にしていたら、庭の草がグーンと伸びていました。
たった5日でこんなに伸びるものかと、春の芽吹きの力を感じます。
ムラサキサギゴケも勢力を拡大中です。可愛い花なのでしばらくこのままにしておきましょう。春の野花は、優しく可憐ですね。

コトリを撮るのは難しい。

昨日の朝、ウグイスの声を聞きました。初鳴きにしては上手で、よくさえずり続けていました。
見に行ったら逃げてしまう、としばらく耳を傾けていたのですが、すぐそばで、ずっと鳴いているので我慢できなくなって、カメラを構えてそっとそっとドアを開けました。
気づかれないはずないですよね。
目の前のツツジの下から飛び去っていきました。驚かすんじゃなかった!「安心してさえずっていられる場所」と思ってくれたら、また、たくさん鳴き声を聞けるかもしれないのに。
今日は、スーパーの帰りに街路樹の枯れ枝でさえずっているコトリを見つけました。スズメよりも小さいけれど、カワラヒワでもメジロでもウグイスでもなく、たった一羽でさえずり続けていました。携帯ではうまく写真を撮れるわけもなく見上げていると、金網越しの草地に下りて、また鳴いていました。
家に帰って、野鳥の本を繰ったのですが、見つかりませんでした。あんなによく鳴いていたのに鳴き声もうまく表現できません。迷った幼鳥だったのでしょうか。

ボレロ風カーディガン

風工房さんの『フェアアイルニット』の本にあったナチュラル系の配色のデザインを参考にしました。
わたしは、シンプルに輪編みにするのが好きなので、こんな形になりました。
グレー系、茶系の濃淡に金茶、ミントグリーンがアクセントになっている図案です。本に載っている図案は4パタ-ンですが、裄丈に合わせるために2パターン補足しました。
被災地の復興、不足する電力、ながく厳しい時間を地に足を着け平常心で耐え抜けますように。

心乱れて

もう少しで仕上げに入るところですのに、いつになく間違えることが多く、毛糸も中途半端に切ってしまいました。使いにくくなった毛糸を集めて毛糸まち針のピンクッションにしました。
信じられないような惨状、幼い子どもたちも無残な情景を見てしまったことに心を痛める涙、家族を案じ想う人々。
希望の光が闇にうちかちますように。
目に耳に入る情報を切り、レクイエムに耳を傾けて編みかけのカーディガンを手に取ろうと思います。

ハコベ

お正月には七草粥の素材として数百円のパックに添えられていますから、食べられる植物だということは知っていても、ハコベを食べようと思ったことはありませんでした。
京都大原の古民家での「手づくり」の暮らしを紹介している「猫のしっぽ、カエルの手」という番組で、ベニシアさんは摘んできたハコベを刻んで、パセリ、スモークサーモンなどと一緒に豆腐と混ぜてディップにしていました。
やわらかくみずみずしいハコベが庭にもたくさん生えてきました。ベニシアさんの真似をしてディップにしてみました。
ハコベの香りは、気づかないほどほのかでした。
春をいただきました。