暖かくなってきて、日中よりも陽が傾いてからの方が歩きやすくなってきました。
でも、アールの散歩は気まぐれ。 私はトレッキングシューズに身支度を固めているのに、曲がり角までで引き返してしまうこともあります。 気まぐれに、のっそり・のっそり一時間半歩いたときには、 後足の肉球から血が滲んでしまいました。 摺足になっているのです。 人間の年寄りと一緒ですね。 舗装道路よりも、土の道を歩かせてやりたくなります。
公園をアールの歩調でひと回りすると、およそ30分。 公園の一番奥までたどり着いたところで一休みです。



灰色で見かけはあまり美しくはないヒヨドリですが、大食漢のムクドリに比べると、美食家なのかもしれません。熟した木の実が好きなようです。 冬の庭の木の実がなくなったら、メジロを追い出して山茶花を食べていました。
初めて この花に出会ったのは、下の子が幼稚園に入った頃でした。 きれいな花を見つけたからと、根から掘ってきて、自分の「かえるかご」に植えていたのです。 お庭に咲いていたのではなく、原っぱに咲いていたのだと言い張っていました。
冬の間楽しませてくれた花が終わったシクラメンを、家の北側の露地に下ろしたのは、数年前でした。





