集まったサギ

畑にサギの大群が降りているのに驚きました。

西側の土手に上って、もっとよく見ようと移動していたら、急に、ワッサワッサと飛び立ちました。

アールが驚かしたわけではありません。 鍬を持った人が畑に入っていったのです。

畑が耕されたので、土の中の虫たちも起こされて、サギが集まったに違いありません。 それにしても、すごい数。 耕耘機が入ったら、ご馳走に与れると分かっているのでしょうか。 サギたちは飛び立つときも、池のほうに行くもの、また畑に舞い降りるもの、遠くへ飛び去るもの、と勝手気ままに散っていきました。 ご馳走をみつけたからと、仲間を呼びそうには見受けられません。 こんなにたくさんのサギが、それぞれに、ご馳走にありつけると集まってきたのでしょうか。

白熊みたい!

最近、よく「あっ 白くまだ」といわれます。

アールがふわふわになっただけでなく、最近テレビに白熊が登場することが多いようです。

「ライラの冒険」とかいう映画のPRは、白熊に乗って走る映像です。

自動車のアイドリングストップを呼びかけるのにも、白熊が登場していました。

アイドリングを止めるだけで、ほんとうに地球温暖化を防止できると思っているのかしら。

たしかに、アイドリングを止めれば、少しはガソリンを節約できるでしょう。でも、平気で自動車を走らせ続けて、アイドリングだけを止めるなどという生易しいことで、ほんとうに地球の温暖化を防止できると思っているのでしょうか。 アイドリング・ストップは、白熊にかこつけたガソリン高対策に過ぎないように思えます。

自動車を走らせることが、地球温暖化に加担することならば、自動車を走らせることを極力減らさなくてはならないはずです。 ガソリンがもっと高くなったら、人間はもっと真剣に、自動車の使用を控えて、ガソリンを節約するのでしょう。 経済的な痛みに直接結びつかなくては、環境対策は、実行されないような気がします。

ツグミも撮りました。

散歩中に、よくツグミを見かけるようになりました。 毎年、5月の末くらいまで、畑や公園で見ることができます。 大陸から渡ってくるというだけあって、敏捷で精悍な感じです。

鳥を見つけて写真を撮ろうと立ち止まると、5mくらい離れて、アールは待っていてくれます。 結構辛抱強く待ってくれるのには感心します。 でも、タイムリミットがあるようで、突然ズカズカと近づき、あとちょっと、というところでシャッターチャンスを逃してしまうこともあります。

シジュウカラをみつけて

ツィー ツィー と、シジュウカラのよく通る声が聞こえるので、周りの木々の梢を見上げて、鳥の姿を探しながら歩いていました。

とつぜん、アールがドタッとひっくり返って、転んでいました。 4本も足があるのに、転んでしまったのです。 アールを見ずに、上ばかり見て歩いているから注意を引こうとして転ぶほど、器用な子ではないので、 ほんとに躓いてしまったのだと思います。 ゆるい下り坂でしたが、大きな石があったわけでもなく、なぜ転んでしまったのか分かりません。 でも、見事にもんどりうって転んで、鼻の頭をすりむいていました。 可笑しいのが半分、心配なのが半分。 擦りむいたのは鼻の頭だけで、足腰に異常はなくすぐに立ち上がりました。 擦りむいた鼻の頭は血がにじんで目立ちます。 すれ違う人が「どうしたの?」と声をかけてくださるたびに、ドジな顛末を説明しなくてはなりませんでした。

春の気配

朝からの雨は止みそうになく、午後の散歩はお休みです。 「行かなくてもいいの?」ときいても、アールは長々と寝そべったまま。 怠けているから、夕方のえさは少な目よ。

冷たい雨なのに、メジロのおしゃべりはにぎやかで、ヒヨドリの声には張りがあります。 春の気配なのか、小鳥たちが忙しそうです。

このまえ梅園に行ったときも、ジョウビタキが忙しそうに 梅の小枝から枯れ草の地面に舞い降りては また小枝に 舞い戻っていました。

流行のファー帽子

毛並みに沿ってするりと滑る ファー・ヤーン。 上等な毛皮は 細いビンの口をするっと落ちるそうですね、ベルベットのファー・ヤーンもするする滑ります。 ベルベットの毛足の長い糸で編んだ帽子は、アフロヘアーのようなボリュームになりました。

私が もうちょっと若くて、もっと背が高かったら、颯爽と被って歩きたいこの帽子、*MOKO*ショップ、シリーズ「エトセトラ」で販売しています。

庭でお昼寝

風のない穏やかな朝、アールとゆっくり歩いてきました。

スズメ、メジロ、セキレイ、ジョウビタキ、モズ 家の周りでも小鳥たちが戯れていました。 そろそろパートナーを探す頃なのでしょうか。

赤い実が残っている千両の木をみつけたヒヨドリが集まって最後の実まで食べつくす勢いでした。

畑には、ツグミ、ケリ、スズメ、アオサギ。 土が温められれば ごちそうの虫たちも捕まえやすいのでしょうか。

やさしい日差しに みんなほっとしているように見えました。

ひと回りしたアールは、庭でお昼寝です。

コガモに会いに行こうよ。

今年は、神戸(といってもここは西の端ですが)にもよく雪が降ります。 寒い朝は、アールは毛布を被ったままで なかなか起きてきません。 無理に起こしても、冷たい風の刺激で のどを変に鳴らすので、 「お日様と仲良し」の のんきな毎日です。

それでも、午後の散歩は気まぐれに思わぬ遠出になることもあります。 「散歩は飼い主に従わせる」のが正しい飼い方なのでしょうが、犬の体調に合わせた、出たとこ勝負の気まぐれ散歩の毎日です。

アールが元気な頃には、双眼鏡を持って 公園のため池の鳥たち観ていたのですが、このところしばらく 水鳥たちに会いに行っていません。

ふわふわアールになりました。

アールに甲状腺の薬を処方して、腹痛も治してくださった獣医さんに 2ヶ月ぶりに会いに行きました。 ふわふわになったアールに、「まるで別人!」と驚き、喜んでくださいました。真皮炎が一番ひどかった背中には まだ かさぶたが残っていて、血が滲むこともあるのですが、新しい毛がぎっしり生えてきました。

朝から降っていた雨が止んだので散歩に出たら、植木の手入れをしていた小父さんに「白熊だな」と声をかけられました。 「白熊」と呼ばれるのも 久しぶりです。

雨上がりには、みんななんだか明るくなるのですね。 小鳥たちも忙しそうでした。 黒い翼に白い斑点がくっきりと浮き立つ ジョウビタキのオレンジ色を枯れ草色の公園で何度も見かけたのですが、カメラを向けるたびに ツツッと2〜3m飛び去り、私には写せませんでした。

冬のため池

日が差していると思ったら、急に暗くなって時雨れる気まぐれなお天気が続いています。 池の水も冷たそう。 でも、水鳥たちでにぎわっています。 カイツブリ、コガモ、ヒドリガモ、マガモ、ばたばた重そうでなかなか飛び立てない鵜、名前のせいかずるそうに見えるサギたち。

静かに、あまりにも無防備にたたずんでいたので見過ごしそうになったのは、ゴイサギの幼鳥でした。