寒さに救われたジャスミン

季節外れの肌寒い日が続き、「まだ片付けてなくてよかった!」とストーブを点けました。

ジャスミンを襲っていたハナムグリが、急に消えました。 虫かごに捕らえられていたハナムグリたちは、寒さで全滅です。 ジャスミンに集まるハナムグリは、いくら捕らえても集まってくる数は一向に減りませんでした。 でも、ちょっと気温が変化したら、ものの見事に一匹もいなくなりました。

ハナムグリの他にも、この寒さにやられた生き物はいるのでしょうね、もしかしたら、今から雛を育てる小鳥たちのえさが減ってしまったかもしれませんね。

今日の散歩は、お休み。

朝、雨が降っているのを確認したら、アールは一日寝て過ごす気分なのか、ケージの中で寝息を立てています。

「ちっとも歩こうとしないんです」と獣医さんにこぼしたら、「これからの時期、散歩中に熱中症にでもなったら、それこそ大変ですからね。」 と言われ、寝坊助アールを「ほら、散歩!」と、毎朝、引っ張り起こしています。

昨日の朝も、すぐ近くの児童公園にたどり着いたら、そのままじっと、たたずんでいました。 足腰が衰えないように歩かせたいのですが、朝の空気を吸うだけでもいいよね、と妥協しています。

コデマリにもハナムグリ

コデマリの写真を何枚か撮ったら、どれにもみな、ハナムグリが写っていました。

ライラックの花にもハナムグリがたくさん集まっていました。

去年、ジャスミンの花がすぐに汚くなる、と思ったら、ハナムグリの大群に襲われていました。

今年も咲き始めたジャスミンに集まったハナムグリが捕らえられて、虫かごの中で騒いでいます。

トトロの尻尾

子どもたちに「トトロの尻尾」と言われて、『となりのトトロ』の絵を確かめてみました。 たしかに・・・・・・

まるで、ねずみの尻尾のようになってしまっていたのは、半年前です。 アールの尻尾は直径3cm位で、あとは毛です。 半年でこんなにフワフワになったのですから、すごい! でも、このボリュームのファーは、いかにも暑そうです。

みすぼらしいほど毛が抜けてほしくはないけれど、アンダーコートを減らすブラッシングを頑張っています。 気を抜くと皮膚病が広がります。 暑い上に痒いのでは、たまりませんよね。

ライラック

少女の頃からずっと憧れていた花です。 札幌では、どこにでも身近にあって、札幌が好きになりました。 ライラック祭りまで、まだ一ヶ月位ありますね。 「リラ冷え」も、懐かしい言葉です。

今年は、ライラックにたくさん花が付きました。 花は雨に当たらなかったのに、もう終わってしまいました。

今は、コデマリがきれいです。 「ジューン・ブライド」という感じがします。

行かないもん。

朝の散歩は涼しいうちがいいと思って、6時前から起きているのに、アールはちっとも動きません。 洗濯や掃除の音が聞こえると安心、とでもいう風情で寝込んだままでした。

やっと起きてきたのが、餌の時間。 今日もよく晴れて、葉っぱがきらきら光っています。 だいぶ気温も上がってきました。 「ちょっとひと回りしてこよう」とリードを付けたのに、「ボク 行かないもん!」  暑くなったら歩けないから、朝 早く誘ったのに・・・・・・

クリスマスローズ

名前から、冬に咲くバラのように、珍重される華麗な花を連想していました。

咲き始めは白い一重の花びらが、だんだん緑色になっていく地味な花でした。 植えてから数年たつのに、株はあまり大きくなっていません。 でも、周りにはこぼれ種からたくさん芽が出ています。 今年最後の、8輪目の花です。

毛皮を着たまま夏

人間は、寒くなると下着を重ねてセーターを着、夏には薄着になって肌を出すのに、犬は毛皮を着たまま。

原産地は山岳地帯のピレニーズ、一年のうちの半分は「暑すぎ」ます。 毎年、この時期には「早く冬毛を脱ぎなさい」とブラシをかけます。

真皮炎が治って格別フワフワのアールです。 今年は、気合を入れてブラシをかけなくてはならないようです。 そろそろ抜け始めたダウンコートを集めてみることにしました。 糸に紡いで、なにか作ろうと思います。

野のスミレ

ほんとに、春は桜で始まるのですね。 つぎつぎに咲く花に、気もそぞろになりそうです。

パンジーもチューリップも、華やかな色と姿で、心も明るく楽しませてくれます。 でも、道端で咲くスミレを見つけると、なにか優しく、いいことがありそうな予感と慰めを覚えます。 ちょうど、カワラヒワの声を追って姿を捉えたときに、フッと頬がほころびるのに似ています。

のっそりアールとゆっくり歩くようになって、野の花や小鳥の声に、より親しむようになりました。

綿菓子?

新学期が始まって、新しい友達との遊びにわくわくしているのか、下校後の子どもたちが元気です。

「わっ、大きい。」「真っ白だ。」「ホッキョクグマ?」「トトロのしっぽだ。」

「わぁーっ、ふわふわ。」「綿菓子みたい。」 「名前はなんていうの?」

自転車の子どもたちに取り囲まれました。 ほんとうは犬は嫌い、と言いながらも友達につられてなぜる子、みんな、 いろいろな名前を考えてくれました。
「ワタガシ・トトロ・シロクマ・アール、・・・・・・」 賑やかで、近づいてくる車にも無頓着。

「またね。」と何度も別れを告げるのに、ずっと付いてくるのです。 アールは、子どもたちに囲まれるのが好きなのですが、「もう、帰りなさい。」と言わなくてはなりませんでした。