ラヴェンダー、スペアミント、バジル、タイム、セージ、ローズマリー、いろいろ植えたハーブの中で、ひときわ繁茂しているのがオレガノです。
タイムはいつの間にか消えてしまいましたが、スペアミントはよく育ちました。でも、スペアミントの領域を侵略し、丈夫なムスカリまで追いやったのがオレガノです。
この春、バジルを植えるスペースを作りたくて、オレガノを抜きました。オレガノの根元には5mmくらいの球がたくさんありました。虫の卵ではなかったと思うのです。マメに根粒バクテリアが付くように、オレガノの根にも何か謎のものが付くのでしょうか。
『花の事典』に載っているオレガノ・ケントビューティーは、「ハーブで知られるオレガノの仲間です。地中海に自生する2つの原種を交配してイギリスでつくられました。細い茎が這うように延び、先端に美しく色づく幾重にも重なったホウをつけ、ホウの中からピンクの花を開きます。ホウは緑からピンクに色づきます。」と説明されています。その写真は、家のオレガノとはまるで似ていません。花の形があまりにも違うので、オレガノというのは思い違いだったのかと、焦ってしまいました。
オレガノには種類が多いのですね。