風もないのに、木の葉がハラハラと落ちていました。
道ばたには枯れ草と、青々とした若いアオイの仲間と薄紫の花をつけたホテイソウがあります。
その中で、目立っていたのがヤマラッキョウでした。日当たりのよい道ばたの斜面に咲いていました。
「山や高原のススキ草原に多いが、海辺の草地から山地まで広く分布する。」と、最近求めた『秋の野草』(山渓フィールドブックス)に書いてありました。この本は、自然に生えている場所の写真がとても分かりやすく、「身近な野や山で見られ、花の美しい物、または花の目立つものを優先した。」という集録の仕方が気に入りました。