恐い看板

20100318131418
近くのため池の土手の上にある看板です。
一緒に歩いていたしょうまくんが、急に立ち止まり「マムシって、なぁに」と聞いたのは、幼稚園に通っていた頃でした。
毒ヘビだと説明して、「茂った草の中に入っていってはいけないのよ。」と教えました。
すると、私の手をしっかり握ってあとずさりし始めました。車の通行も多い道なので「危ないから、道の端を歩こう。」と、マムシは車の走る道路には出てこないこと、まだ寒いから蛇は冬眠していること、看板は「畑の中に入ってこないでください」という意味だということなどを説明しました。
でも、「恐い」という気持ちは薄らがないようでした。たしかに、看板の蛇の目は恐いし、歯もギザギザです。
幼稚園から家までの近道だったのですが、卒園するまで、二度とこの道は歩きませんでした。
「危ない!」という警告として、恐い絵は期待以上の効果があったようです。

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