アールにセーター

痛々しい真皮炎のあとは かさかさになった皮膚と一緒に毛が抜け落ちています。 毛が抜けたあとには産毛が生え始めてはいるものの、脱毛は全身に広がりそうです。 これから寒くなるというのに、ピンクの地肌が見えるようになったアールは 見るからに寒そうです。 手持ちの糸で 急いでアールに初秋のセーターを編みました。 重いコットンの糸で すかし編みにしたのは間違いでした。糸の重みで伸びてしまい大失敗。痩せて毛が抜けてしまったアールに だらりと伸びたセーターでは まるで体に合いません。 編みなおしたいのですが、今すぐ着せたいので ちょっと縫いつまんでおきましょう。

また一緒に散歩を楽しもう!

アールの食欲不振は深刻でした。自分では餌を食べないアールに、小さく切った生肉や 肉や魚と一緒にすりつぶしたご飯を小さく丸めただんごを まるで薬のように飲ませ、点滴を受けに通いました。 餌を食べなくなった原因が分からないままでは適切な手当てもできず、体力が衰える一方です。 もう一度 詳しく調べてもらうことにしました。

これまでの検査結果、皮膚病の経過、エコー検査や血液検査から、腸の病気が疑われました。腸の病気が原因で肝臓が悪くなることもあるそうです。 なかなか治らない皮膚病に使っていた薬は、この腸の病気に効くそうです。ニキビダニが見つかってステロイド剤を中止したことで、微妙なバランスが崩れて 病気が正体を現し暴れ出したようです。たしかにアールは お腹の具合が悪そうで、なかなか下痢が止まらなかったこともあります。病気の元凶が腸にある、というのには納得感があります。

処方された薬も効きはじめたようです。 アールは足元も覚束なくなっていたのですが、ゆっくり自分で歩き回るようになりました。 浮腫も解消してきています。 餌も少しずつ食べるようになりました。 また 一緒に散歩できる・・・・・・。 爛漫の彼岸花を病院に行く車の窓から見ましたが、冬の水鳥・来春の彼岸花はアールと一緒に見にいきたいです。

フードのサンプルバックの魔法

痛々しかったアールの真皮炎も、ようやく下火になってきました。 ニキビダニ退治も進行中です。いつもの湿疹は、薬の制限もあるので五十歩百歩。 これで一段落と言いたいところなのですが、今度は食欲不振がちょっと深刻です。

昔から、食べることに淡白な子で、夏の間は特に苦労していました。 今年も全然食べなくなったと獣医さんにこぼしたら、ダイエットフードの試供品の小袋をいろいろくださいました。アールは 試供品の小袋を手にすると、目の色を変えました。 同じフードなのに、試供品の小袋から出せば 急いで食べました。 「そんなに目新しい物好きだったの?」と あきれ果てました。 サンプルバックには 犬が喜ぶように魔法がかけてあるのかと疑いたくなりました。 でも、もしも「魔法」だったのならば、ずっと効いていてくれたらよかったのに・・・・・・と、今は思います。

いつまでも蒸し暑くて、

アールの皮膚病が思わしくなくて、ブログからも遠ざかっていました。 背中に角質化と石灰沈着を伴う重度の真皮炎が広がっています。 いろいろな原因の可能性が考えられるようです。内分泌系のバランスが崩れているのだとしたら、皮膚病の改善を期待して受けた去勢も遠因になっているのかな・・・・・・などと案じています。

赤く爛れて、見ていると胸が押しつぶされそうになるアールの背中に、タオルでくるんだ保冷バックを2つ乗せてみました。 ぐっすり眠ったら 食欲も出るかしら。

皮膚のトラブル

アールは 子犬のときから皮膚のトラブルが絶えませんでした。 牛肉、牛製品にアレルギーなのは確かなのですが、それだけではなく湿疹とその感染症とは長い付き合いです。

ブログの右の広告欄にも、犬の皮膚疾患からみのものが多いのをみても、 犬の皮膚病の悩みは解決しにくいのかもしれません。

不足していることが判ったホルモン剤を飲み始めたら、被毛も増えてきました。 ニキビダニ対策のシャンプーをして週一回の注射に通い始めたら 鼻の周囲もすっきりしてきました。 原因がはっきり判ったことへの対策は効果を奏しています。 でも 皮膚のトラブルは続いています。 アールの皮膚の手入れにかける時間(?)、犬馬鹿じゃなくてはできないことと自負しています。

お泊り会

みいちゃんとしょうまくんが 順番に一人ずつ「お泊り」することになりました。

みいちゃんは、今までに何度か 一人でお泊りしているので慣れたものです。 ときどき間違えて「ママ」 と呼びかけても、深刻なホームシックではないんです。
みいちゃんの「お泊り」のとき、ママと帰るしょうまくんと「明日は しょうまね。」とゆびきりしました。 初めてのお泊りが 待ちきれなかったのです。 しょうまくんのお泊りの日には、一人にならなくては「お泊り」が始まらないから、ママとみいちゃんには早くお家に帰ってとお願いしました。

パパが仕事帰りに ちょっと覗きにきたのは、みいちゃんのときの一緒です。(パパらしい!パパ、ちょっと見直しました。)

さんざん遊んで あくびも出るのに、眠れないしょうまくん。 しょうまくんがいないと眠れないといっていたママのことが心配だったのね。 電話で「ママも眠れる?」と聞いたら、安心して朝までぐっすり眠りました。

アールは、みいちゃんがお泊りしたときには、みいちゃんが寝ている部屋を覗いて 確かめていたのに、 しょうまくんのことは「しらぬふり」。 ライバルのしょうまくんの不安に みんなが優しくするのには 「しらんふり」するしかなかったのかも。

今日は ここまで。

このところ 車に乗せて公園に行っても、何のためにわざわざ来たのかしら・・・・・・と思うほど歩かなかったアールですが、今朝は用水路橋をひとつ渡ってバーベキューサイトまで歩きました。

甲状腺機能の検査で、「少ない」と言われたホルモンの薬を飲みはじめました。すっかり少なくなっている被毛も これですこし増え、活気を取り戻してくれるといいのですが。

病状の分析

元気のないアールは、被毛も薄くなってきています。 内分泌系をチェックする血液検査を受けました。 お盆をはさんで、ようやく検査結果が出ました。 甲状腺に問題があるようです。 さらに詳しく調べるには、アールを半日病院に預けなくてはならないそうです。

先日は、モニターに映し出されたニキビダニを見て、「退治したい」と熱くなりました。 「ステロイド剤は使わないように」と注意されたので、かゆみ止めの含まれている皮膚薬は使うのをやめました。 そのため、数日のうちに全身に湿疹が広がり、餌も食べず水も飲まなくなってしまいました。ニキビダニが いくら憎らしくても、 アレルギー対策の薬を止めるわけにはいかないようです。

アレルギーもニキビダニも持っているアール、症状を分析してつきとめたからといって的確に対処できるとは限らないのですから、甲状腺も これ以上調べるのはやめようと思います。 お腹を擦れば気持ちよさそうにするのですから、今の状態に合わせた薬を飲ませながら、撫ぜて擦って、仲良く付き合っていこうと思います。

誕生日プレゼント

みいちゃんへのバースデープレゼント、迷った末 本を贈ることにしました。 久しぶりの本屋さん、売り場が変わって児童書の棚が狭くなったかしら。 でも、やっぱり いろいろありました。

私が初めて読んだ 文字が詰まった長い本、『黒馬物語』。 ずっと乗馬に憧れていたのは、ブラック・ビューティー、貴方のせいだったのかもしれません。 ハードカバーのきれいな本になっていました。 みいちゃんには読みにくいかもしれないけれど、私のノスタルジィーで選びました。

もう一冊は『長靴下のピッピ』。 ママが「ケラケラ笑いながら読んでいる」というので、「ピッピはどんな風に寝るの?」と聞いてみました。 もしかしたら、昨夜は パパも枕に足を置いて寝たかもしれません。(ウフッ)

しょうま君には、恒くんが返してくれた『エルマーのぼうけん』のカバーを繕って、包んでシ−ルを付けて「つづきが あと2冊あるからね」と渡しました。

翌日やってきた しょうまくん、本の続きが読みたいと言ってくれました。 「ぼくの お誕生日じゃないのに くれた本」のつづき、と丁寧にゆっくりしゃべる しょうまくん、 おっとりと和やかで 傍にいるだけで癒されます。 なんだか アールとよく似ています。

元気がない!?

肝臓の検査値が思わしくなく、痩せてきたので肝臓の癌ではないかと思って受けたCT検査では、肝臓もその他の内臓も「きれい」といわれました。 ついでに切除した腫瘍も悪いものではなく、ホルモンに関係するものなので、去勢したことで原因から除去できました。

疑わしいところはクリアされたものの、「元気がなく、体重が減った」のはなぜなのかは分からないままです。 一年半前に 肝臓が悪かったことから現在の状態まで、体重の増減や皮膚病の状態を整理してみました。 肝臓のトラブルは去年の春には一応収束して、秋から 別の状況が進行していたのかもしれません。 皮膚病の薬の効き方も すこし変化していました。

治りにくい鼻のまわりの皮膚病を調べたら、なんと毛根にダニがいたのです。 モニターに映し出された元気にうごめくダニの憎らしいこと!!

ノミとダニの予防は欠かさなかったのですが、予防薬が効かない 厄介なダニなのだそうです。体調不良につけこんで 活躍し始めるダニだそうです。 元気のないアールを食い物にしているダニなんて 許せません!!

「元気のないアールに、そっと静かに付き合っていこう」 と思っていたのですが、アールに元気がないのをいいことに ダニが活躍しているなんて言語道断。 アールに元気がない原因を調べて、ダニを封じ込める元気を取り戻さずにはいられなくなりました。