クリ

大きな袋いっぱいのクリのイガが道ばたに置かれていました。
クリの木の根元には、集められきれないイガが、まだいっぱい落ちていました。
実が入っているものも、ありました。
むかし、次男が「靴で踏むと実が出てくるんだ。」と言っていたのを思い出しました。
最寄の遊び場が「クリの木公園」。野球の上手な友だちは、栗の木に向けてボールを投げて実を落とす役割だったようです。歳上の子たちから「クリクリ坊主」とよばれるほど栗拾いに夢中だったようです。
でも、家に栗の実を持ち帰っていた記憶はないのですが・・・
知らずにすんでしまったことを今さら気にかけるのは、やめましょう。
気にかかることは「現在進行中」のことだけでもいっぱいです。

オナモミ

10月半ばともなると、お日様も朝寝坊になってきて、今朝はまだため池にはうっすら靄がかかっていました。
渡りの鳥たちが活動を始める時間だったのでしょうか、アマサギらしい群がため池の上に見えました。そこへ、がらがら声のカラスが、ねぐらから飛び立って喧しく追い立て始めました。カラスはしつこく鳴き騒ぎ続けます。アマサギの群は乱れながらも、どうにか落ちこぼれもなく飛び去りました。

用水路の脇には、オナモミがいっぱい。オナモミはアールの肉球の間に入り込みました。痛そう!取りにくくて時間がかかっても、じっと我慢してくれました。
オナモミの思い出は何といってもオスカーです。
コッカースパニエルのオスカーの毛は、ちょっと手入れを怠ると毛玉がいっぱいできてしまうような細くてやわらかい毛でした。それなのに、子犬の頃、ちょっと油断した隙に迷い犬を追って空き地を遊び回り全身オナモミだらけになりました。ううう~たいへんだった!そのとき遊んだのが、ご近所で飼われることになったモモちゃんです。モモちゃんは、目も耳も不自由になってしまいましたが、飼い主さんの手から餌をもらって、大切にされています。

編んでみました。

足に合わない靴は、その場で履きすてて裸足になりたくなります。
デザインが気に入っても身体に合わない服は、手を通さずいつまでも新品のままです。
友人に、「着心地がよくて愛用していたジャケット風のカーディガンと同じような物が編めないか」と相談されました。見せていただくと、友人のイメージにぴったりで、着心地がいいというのに納得できました。
手編みのようですが、「編むための手編みではなく、着る人のためのデザイン」という印象を受ける編み方でした。そこが面白くて挑戦してみたくなりました。
毛糸は、なるべく風合いの似た物を選び、編地も同じにしました。ゲージを取り、寸法を測り、目数を割り出しても、どんな風に伸びるのか不安です。「素人くさいな」と思うところは方々あるのですが、優しい友人は気に入ってくださいました。

コブシの実

朝から、ヒヨドリが声が賑やかです。
縄張り争い?婚活?それとも餌の情報?
そういえば、ムラサキシキブの実も誰の仕業か、さんざん食べ散らかされてしまいました。
街路樹のコブシにはカラスが集まって、大きな身体でユッサユッサと枝を揺すりながらコブシの実をついばんでいました。

金木犀の季節

雨上がりに金木犀が香っています。
金木犀の季節は、空気をもっと冷たく感じていたように思います。
孫の秋休みに合わせて来ていた娘一家が帰っていきました。
団地住まいの転勤族、去年引っ越したところは、ゴミだしのときに顔を合わせても挨拶もしなく、隣近所で言葉を交わすこともないとのこと。今どきありがちなことなのでしょうが、都心までの通勤は厳しく、地方での生活と違って家族で過ごす時間も激減したようです。
娘なりに、自分の生活時間の工夫はしてみても、日常の些細のことで感情が乱れてしまう毎日に落ち込んでしまっていたようです。
そんな中、年休を取って嫁さんの実家に同伴してきた婿殿は天晴れだと思うのです。
三人を送り帰して、ほっとするとともに、ダンナ君の優しさにちょっぴり妬けて、いつもより一杯多い晩酌にほろ酔いの夜でした。

メドハギ

公園の通路脇に生えているのは、春から気づいていました。3つの小葉に分かれた小さな葉がツンと伸びたかたい茎にびっしりと付いています。高さは70cm位で他の雑草とは少し違う感じはするものの、やっぱり雑草なのかもしれない、と思っていました。
葉の付け根にクリーム色の小さな花が咲いているのを見つけました。本を見てメドハギと知りました。花の大きさは6~7mmほどです。
「『めど』とは占いのことで、むかしメドハギの茎を占いに使っていたことから付けられた名前。」と解説されています。「めど」とは、「目処が立つ」とかいう「目処」のことかと思って広辞苑で調べたら、まったく違うことが分かりました。
今は竹で作られている筮竹(ぜいちく)という占いの道具は、むかしは筮(めどき)といわれ、メドハギの茎が使われていたと書かれていました。

オミナエシ

秋の七草の一つですが、どうして女郎花と書くのでしょうか。
万葉集にも登場する日本古来の花だそうですが、身近に見かけることはあまりなかったように思います。
高さ70cmくらいにしっかり伸びて、枝分かれした茎の先に、黄色い小さい花がたくさん付いています。
花の蜜を吸っているのでしょうか。この虫は、グリーンショップの小母さんが「ブイブイ」と呼んでいる虫のようです。この虫は土の中に卵をたくさん産み、食欲旺盛な幼虫が花の根をすっかり食べてしまうのです。急に花に元気がなくなって枯れてしまったと言うと、土を掘り起こして、身体を丸めた白い幼虫を見つけ出して処分するようにアドバイスされます。

ツルボ

朝の公園でキノコ探しをしようと、初夏にシロソウメンタケがたくさん生えていた辺りを見ていてみつけたのが、この花です。
いきなり地面から茎が伸びていて葉が見当たらないので、おやっと思いました。
野草の本に、「まっすぐに伸びた花の茎の上部に、ピンクの小さな花がたくさん横向きに付きます。根元から出る葉は細長い形ですが、花の時期に葉がないこともあります。・・・」と書かれている、ユリ科のツルボのようです。
日陰に咲いていたからでしょうか、本の写真は花の房がこんなに長くありません。「草地や土手などに生え、高さ20~30cmほどになります。」と説明されています。

コスモス畑

畑の道を歩いてみると、いつまでも夏を疲れを引きずってはいませんでした。
きれいに切り出された畝に、小さな野菜の苗が行儀よく並んでいました。

遠目にも、コスモス畑は明るい色合いで目を引きます。
かすかな風になびく花の風情が、優しく和ませてくれます。

アールと一緒に、コスモス畑を散歩したこともありました。
人の多い時期を避けていたので、花の盛りは過ぎていましたが、 およそ2年前の写真です。

彼岸花

畑の畔に咲く彼岸花の真っ赤な花は、はっと目を引くとともに、季節の変化を実感させてくれます。花の形は曼珠沙華の方が似合うように思いますが、たしかに、彼岸に咲く花なのですね。
今年は、お彼岸になっても彼岸花が咲かない、とニュースになっていました。
葉は見当たらないのに、いきなり茎が伸びて、あっという間に蕾から花になるので強烈な印象を受けます。
お彼岸から十日過ぎましたが、今朝、見つけました。
畑の畔に咲いている方が彼岸花らしいのですが、遠くて写真になりません。足元の金網の蓋は丈夫そうなのですが、覗いてみると水深はかなり深そう、「写真を撮ろうとして、ため池で溺れる」なんてしゃれにならないので、道ばたの彼岸花の写真で我慢しました。