モモちゃんに初めて会ったのは、15年位前です。
まだ子犬だったオスカーは、原っぱでモモちゃんと走り回ってオナモミだらけになりました。興奮していつまでも走り続けているオスカーを誘導して連れ戻してくれたのがモモちゃんでした。以来、モモちゃんとオスカーは仲良しで、散歩で家の前を通ると、いつもフェンス越しに親しく挨拶していました。
オスカーが亡くなり、私が連れていたのがアールだったのが心外だったのか、大きすぎる奴は気に入らなかったのか、アールには素気ないモモちゃんでした。
3匹の仲間と一緒に飼われていたモモちゃんですが、今は一匹だけになり、緑内障で目も見えません。鳴き声も細く、キャンと頼りなげです。
「モモちゃん、いい子ね。」「元気にがんばってね。」
いっぱいエールを送ってきました。
犬に話しかける、変なおばさんでした。
ヴィオラ

なんとなく、薄紫色の花を集めてしまいます。
鉢いっぱいに、この色の花が咲いてくれるだけで十分なのですが、耳にはさんだ寄せ植えにしてみようと、アネモネの球根と一緒に植えてみました。
ちょっと欲張りすぎたようで、今さかりのはずのヴィオラは、アネモネの葉で押されて窮屈そうです。枯れた花柄を掃除しながら、根元に空気を入れてあげたかったのですが、手がかじかんで折ってしまいました。
クリスマスローズ

長い間、葉の下に隠れていたつぼみが、いつの間にか伸びていました。
「やっと咲いたのね」
派手な名前とは対照的なもの静かな花です。
こぼれ種から育てても、いろいろな花が咲くと聞いたので、楽しみに4株育てています。
3月になってから咲いているのに、なぜ「クリスマス」ローズなのかしら。
「まぁいいか」
このごろ、なんだか「まぁいいか」が増えています。
チューリップ

楽しみにしていたチューリップが、もう咲きました。
でも、こんな姿です。
昨日の朝は一個だったピンク色が今朝は二個になっていて、葉の影には大きなつぼみがいくつもあります。
たしかに、早咲きで背丈の低い種類を選んだのですが、こんな形に咲くとは思っていませんでした。
茎がまるでないのは、やっぱり、ちょっと変ですよね。
もう一つのプランターのチューリップには、春らしく可愛く咲いてほしいものです。
カワセミ

昼下がりは、人も少なく気持ちよく畑の中を歩けます。
畑には、ツグミがたくさんいました。
用水からは、コガモが飛び立ちました。コガモの翼の緑色は鮮やかです。
そのとき、瑠璃色に目を惹かれました。
カワセミが飛んできたのです。飛んできたカワセミは、通り過ぎて水辺の草に止まりました。
そっと近づくと、今度は川下に飛んでいきました。すこし後を追ってみたのですが、見失ってしまいました。
カワセミに会えた、素敵な散歩でした。
編むこと

また、途中で挫折していた糸をとりだしてきました。
麻と綿と絹とナイロンをより合わせた糸です。よりの強さも変化していて見た目には面白いのですが、編みにくい糸です。
鉤針編みにしていますが、捻るときに不自然に力が入ってしまい、右腕が痛みます。
編む時間を短くして、身体をほぐす体操。
でも、本当は、せっせ・せっせと編みたいのです。
目の前に「すること」があると、それに一生懸命になりたくなる。
そんな生真面目さをもてあますときには、そっと身を寄せてくれるアールの背中が懐かしいです。
ホー、キョッキョッ
目が覚めても、うつらうつらと休んでいると、スズメ?ヒバリ?小鳥の声がかたまりになって聞こえてきます。
ツピ・ツピ・ツピ、ジュン・ジュン、ピィー、ときどき混じってくるのは、シジュウカラ、メジロ、ヒヨドリの声のようです。
今朝は、ウグイスの初啼きを聞きました。澄んでいるけど頼りなげな、ホーッ、ちょっと間をおいて、キョッキョッ。もう一度・・・・・・すこし上手になったかな。・・・・・・いってしまったのかな。もう、帰ってこないみたい・・・・・・。
寝床を抜け出すのが、また遅くなってしまいました。
アールがいたときは、目が覚めるとすぐ、アールに挨拶していました。小鳥の声を聞くのは、散歩中でした。
のんびりと、寝床で小鳥の声を聞くのも、ちょっとした贅沢ですよね。
西京漬け

しょうまくんは、ときどき「今日のごはん、なぁに?」と聞きます。
「今日は、西京漬けよ」、「?」「どんな食べ物?」
次に会ったとき、「ねぇ、あのなんかムテキみたいな食べ物、食べた?」
「えっ、ムテキ?」・・・・・・サイキョウづけを「最強」と聞いて、「無敵」だったのね。
最強(無敵)な食べ物を食べたら、どんなになる(変身する?)のか確かめたかったのかもしれません。
心温まる笑いをプレゼントしてもらいました。以来、うちでは西京漬けは、「ムテキな食べ物」とよんでいます。
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2・3日してから美味しく食べられるので、かたまりの肉が安いときとか、まとめ買いの魚料理として、西京漬けにしておきます。
鶏もも肉や豚肉は、火が通りやすい厚さ(8mmくらい)に切ってかるくたたいておきます。魚は、鮭とか鰆の切り身があいます。
白味噌をみりんで柔らかくした中に、かるく塩をした材料の水分をふき取りながら、一つ一つ並べて、上にラップをかけて空気に触れないようにしてから容器のふたを閉めて、冷蔵庫に入れておきます。
二晩置いた位が食べ頃、香ばしく焼いていただきます。
ムクドリの大群
電線にずらっと並んで、騒がしいほどに啼き交わしているムクドリ、ヒッチコックの「鳥」を連想してしまいます。
芯に木の実の種の入っている「雨」は、パラパラと音を立てて降り、道路も汚します。
パッと傘を広げると、ムクドリは一斉に飛び立ちました。方向を変えて、もう一度パッ。ちょっと楽しくなりました。
メジロやカワラヒワは可愛くて好き。鳴き声を聞き、姿を見ると、なんとなく幸せ。
でも、ムクドリやヒヨドリは好きになれない。
メジロに「おはよう」と言ったって、ヒヨドリに「お行儀悪いね」と言ったって、さっと逃げていくのは同じですもの。
トリにはエコヒイキしたっていいよね。

野鳥のおみやげ
メジロの声に、そっとカーテンを開け「メジロの目って、ほんとに真白く縁取られている」と思ったら、目を合わせたメジロは、すぐ逃げてしまいました。
山茶花を花ごとムシャムシャ食べるヒヨドリたち、たくさんの鳥たちの置きみやげが、実生の木です。
育っているナンテンとセンリョウは、10本以上ありそうです。イタズラに千両と南天を鉢に移して、葉牡丹、ミニシクラメン、小菊などを添えてお正月用の鉢植えを作ってみました。バランスが取れなくて、出来映えは今ひとつ。
赤い実のセンリョウ、ナンテン、黒い実で枝がたわむほどのモチノキ、この辺りに多く自生しています。実のなる木が多いから、野鳥がたくさん訪れるのでしょうし、野鳥が多いから、また、実生の木が育つのでしょう。
山茶花に元気がなかった頃、間に生えたモチノキを「生垣の隙間を埋めるかな」と残しておいたら、どんどん育って手に負えぬほど大きくなってしまいました。 抜くこともできず、刈り込んでこんな姿にしてしまいました。
実生の苗木を抜くのは心も痛むのですが、周囲を雑木林にしてしまってもかまわないほど広くはないので、幼いうちに抜いています。

